2014年10月19日日曜日

6次産業とは?生産→加工→販売までやるということ

6次産業とはなんじゃらほい?という方のために簡単に説明。

一般的には次のように、1,2,3次産業で分類している。
1次産業・・・農業、水産業、林業などの自然から物を採取する産業
2次産業・・・工業、建設業、加工業などの物を作ったり組み立てたりする産業
3次産業・・・金融業、情報通信業、小売業、サービス業など、物ではない価値を生産する産業

今回のテーマ、6次産業は、1次産業の生産、2次産業の加工、3次産業の流通販売を行う業態を指す。
1×2×3=6なので6次産業とするらしい。
ここで掛け算にしている理由は、1次産業が0なら結果も0だという意味があるそうだ。
なお、6次産業という言葉は比較的最近に作られた造語(wikiを見ると2009年頃?)らしい。

生産から販売まで、全工程を上手く回せれば収益は良くなるだろう。
ただ、法人化して人を雇う状態から開始しないといけないだろうし、ハウス栽培の初期投資なんかよりよっぽど投資が必要でリスクも大きくなりそうな印象。


どんな場所でどんな物が6次産業として成功しているのか調べてたらまとまってるページを発見したのでメモ。
6次産業化の達人紹介
このページに書いてあるものは後で目を通しておこう。


日本の小さい農家が貧乏な理由は「農作物が高く売れない」点だと思うのです。(それ以外の理由ないかw)
どうやって高く売るかは次の2点。

  1. 最高級品を生産する(1次産業だけで成り立つケース)
  2. 生産、加工、流通を行う(6次産業を行うケース)

大きい農家は薄利多売で大きい収益になるから大丈夫なのだが、小さい農家は工夫していかないといけないだろう。

農産物高く売るのなんて無理だと思っている人に、すごい事教えておこう。

ソフトウェアって原材料費0円なんだぜ!!
材料0円で作ったスマホアプリが100円で売れるんだぜ!!
そうやって考えると、大根1本30円を工夫したら300円の価値まで持っていけそうでしょ?(笑)

消費者(特に東京の人)にどうやって届けるか、付加価値を付けて売れるかを考えたいところ。
最近流行りのアプリの内部課金みたいに、大根買わないとライフが回復しないゲームとか出来ないかな?