2014年11月28日金曜日

カモとアヒルとガチョウの違い+アイガモ

結論から先に。
カモを家畜として進化させたのがアヒル。
ガンを家畜として進化させたのがガチョウ。
それなので、カモ≒アヒル≠ガチョウ。

wikiに写真出てるので見比べると良い。よく似てる(笑)
マガモ
アヒル
ガチョウ

アヒルとガチョウは違う」のページによると、見た目だけでなく食生もかなり違うらしい。
ガチョウは”人間女性でいうならば美人系”であり、アヒルは”人間女性でいうならばカワイイ系”という表現に笑った。

カモとアヒルを調べるきっかけが「アイガモ農法」でアイガモが出てきたこと。
カモとアヒルを交配させて作るのがアイガモ。(アイガモは野生にいないので自然に放ってはいけないそうだ)

別に、カモでなくてアヒルでも大丈夫らしいが、以下の様な点でアイガモがバランスが良さそうに思う。
(実際にアヒル農法をやった記録 http://www.aichi-c.ed.jp/contents/nogyo/index/nouku1/nouku2/puro_genkou/H22_puro_kankyou.pdf )


○食生について
カモ・・・植物を多く食べる雑食。イネを食べることもある。
アイガモ・・・植物を多く食べる雑食。イネを食べない。
アヒル・・・雑食。イネを食べない。

○飛翔について
カモ・・・飛ぶ
アイガモ・・・飛ばない
アヒル・・・飛ばない

○大きさについて
カモ・・・小
アイガモ・・・中
アヒル・・・大。イネを倒してしまうかもしれない。

カモは警戒心が強く、アヒルはおっとりした性格、アイガモは間の性格らしい。

養鶏(ようけい)は多いけど養鴨(ようおう)は少ないようだな。
今度、養鴨についても調べてみよう。

2014年11月16日日曜日

アブラムシの捕まえ方を考える

昨日のブログ(テントウムシの餌になるアブラムシを調べる)でアブラムシは養殖出来そうというのは分かった。

冬場、アブラムシは冬眠してしまうので冷凍アブラムシを作れたらいいなと思ったのです。(テントウムシの餌になるか不明ですが大丈夫な気がする)
暖房かけた部屋でアブラムシ育ててたら無駄にコストかかるでしょ?

それで、草ごと冷凍するのは大変なので、あいつらだけを取り出したいと考えたわけです。
しかも、植物そのままにアブラムシ捕まえられればまたアブラムシが増えてくれるし。

ストローで吸うのが良さそうに思った。
このブログに書いてある材料は次のようなもの

  • 透明プラ瓶
  • コルク栓
  • 透明チューブ
を加工して組み立てて、2本のチューブをコルク栓に付ける。
片方を口で吸って、もう片方を植物に向けて、種を吸う。
吸った種はプラ瓶に溜るという仕組み。

なるほど。頭いい。

似たような機能で、赤ちゃんの鼻水すう道具が薬局で買えるらしい。

沢山、アブラムシ取りたいから息でやっていると大変かもしれない。
同じ様な機構で、灯油ポンプみたいな手で握るやつとか、電動で掃除機みたいにできたら楽かも。

2014年11月15日土曜日

テントウムシの餌になるアブラムシを調べる

テントウムシの飼育でアブラムシが必須になるようだ。
ネットで調べてみたのだが、テントウムシを繁殖させる人工飼料はまだ存在しない。
人工飼料でそこそこ長生きするが、アブラムシを与えないと産卵しないらしい。
それなので、アブラムシについても調査しておく。

やたら詳しい。
小さな園芸館 > 生き物 > アブラムシ > 特徴と駆除
小さな園芸館 > 生き物 > アブラムシ > 生態

黄色い容器に水と薬剤入れておけば、アブラムシが自分で飛び込んできて死ぬらしい。
飛んで入水アブラムシ。

みんな大好きwikipediaのアブラムシも読む。

アブラムシすげぇ。。と思ったところで、重要そうな部分を簡単に箇条書きで記録。

  • 春に卵から孵化して成虫になる。(全てメス)
  • 春から夏にかけて爆発的に増加。生まれて1週間で卵を産めるようになり、一回の産卵で30個ほど産む。寿命は1ヶ月程。(全てメス)
  • 秋から冬にかけてオスも発生し有性生殖を行い越冬用の卵を産む。
  • 暖かい地域ならば成虫のまま越冬する(最低気温が14度程度?)
  • 世界に3000種、日本にも700種以上がいる
  • 植物を弱らせたり、葉を奇形にする
  • 植物が感染するウィルスは600種類(wikiでは700種のようだ)ほど確認されており、それの半数が昆虫による媒介であり、さらにその半数(150)以上がアブラムシによるもの
  • アブラムシの種類により好みの植物が異なる
  • 翅(はね)の生えたアブラムシが春先などに多く出るが基本的には翅無しの個体で生まれた植物にコロニーを作る
こんなところ。

Yahoo知恵袋でオレと同じこと考えてる人が質問してたw

ハーブやバラが良いらしい。アブラムシの養殖に。

2014年11月4日火曜日

点滴灌漑みたいにピンポイントで水と肥料やるロボットあったら便利?

ふと、思いついたので未来の自分用にメモ。

点滴灌漑の優れているところは、水、肥料をムダにしない部分。
難点として、パイプ等を張り巡らせ、システムを作らないといけないのでコストがかかる。

それなら、畑の畝(谷)に合わせて自動走行し、野菜の根本にピンポイントで肥料と水やるロボットがあればいいのではないかと思った。

液体肥料でも個体の肥料でも、ウィーン、ピタ、パッパ、ウィーン、ピタ、パッパと順番に撒いていくの。

なんか遅そうで広い畑で使えなそうだな。。

今の気持ち的にはボツだw

2014年11月2日日曜日

テントウムシの生態を簡単に調べる

テントウムシを飼育してみたいなと思ったので生態を少し調べてみた。

日本に生息するテントウムシの中で、アブラムシを補食し、日本中に分布している種類を調べた。
テントウムシの仲間 を見ると、

  • ナミテントウ
  • ナナホシテントウ
  • ヒメカメノコテントウ
の3種類が「アブラムシを食べ」「比較的長い季節に活動し」「日本全土にいる」ようである。


Googleの検索結果だと「ナミテントウ」が一番多いので、日本で一番ポピュラーなテントウムシなのだろう。情報が多いほうが調べやすいのでナミテントウを調べる。
wikiは「ナミテントウ」より「ナナホシテントウ」の方が充実してる。

ナミテントウの成長

卵→(孵化)→1齢幼虫→(脱皮)→2齢幼虫→(脱皮)→3齢幼虫→(脱皮)→4齢幼虫→蛹→テントウムシ

こんな感じ。

大阪府教育センターのPDFに色々と素晴らしい図とデータがあったのでお借りします。
分かりやすい。
25度の環境で餌が十分にある場合、卵から22日で成虫になるそうだ。

ナミトップのページから引用
ナミテントウは卵、幼虫(1〜4齢)、蛹を経て成虫になる。22℃条件下における本種の発育日数は、卵期間が約3.7日、幼虫期間が約14.8日、蛹が約 6.5日であり、総発育日数は約25日である。平均寿命は50日程度である。卵および蛹以外の全てのステージでアブラムシを捕食する。

ナミテントウの一年

テントウムシは長生きするものは200日以上生きる。
一様に同じとはいえないが日本の平地における大まかな一年をまとめる。

3月・・・温かくなりはじめアブラムシが出てきたら活動開始
4月、5月、6月・・・卵を産み、幼虫が生まれ、成虫になるを繰り返す
7月、8月・・・暑くなりすぎることを嫌い、草木の根本、石の下で夏眠する
9月、10月、11月・・・卵を産み、幼虫が生まれ、成虫になるを繰り返す
12月、1月、2月・・・寒くなると活動できないので、草木の根本、石の下で冬眠する

テントウムシは成虫のまま冬を越すタイプ。
冬でも暖かい日はひなたぼっこをしたりするらしい。(アブラムシいないのに何故?)
温度管理した室内だったら一年を通して飼育、繁殖できそう。

大阪府教育センターのPDFによると、
一般的にはナミテントウは3化性(年間3回、生活史を繰り返す)で、成虫で越冬する。
採集してきたナミテントウは、飼育器に入れ、25°Cくらいの恒温器内で飼育すれば、年間5~6世代の累代飼育ができる。 
とのこと。
ほぅ。25度を維持する飼育器がポイントだな。

人工飼料について

数日前のヒサオメモの記事「アブラムシを食べてくれるテントウムシについて」では、
グーグル先生に聞いたらすぐに見つかりました!なんと小学生の自由研究(笑)
(http://www.tsukuba.ed.jp/~298kids/modules/kidsscience/index.php/tebiki/18/016.pdf )
【 蜂の子パウダー : 粉砂糖 : 防腐剤 = 30 : 10 : 1 】だそうだ。
別の高校生は「タンパク質入りの昆虫ゼリー」と「さなぎこ」で代用していると書いてある。
( http://www.egao-p.com/blog/list/monthly/531/2013/7 )
と書いていた。
テントウムシの上手な飼いかた」に別の飼料について掲載があった。
蜂の子をフリーズドライしたもの(玉川大学提供、雄蜂児粉といいます)50%
酵母(エビオスなど、市販のもの)30%
ショ糖(粉砂糖。デンプンの入っていないケーキ用のもの)20%
安息香酸(カビ除け)1%ぐらい
水(アブラムシと違って、人工の餌には水分がないので別に用意します。スポンジの破片にしみこませて吸わせます。餌自体が湿るのはかまいませんが、餌をびしょびしょに濡らしてはいけません。)
いや。これは蜂の子の値段が高くて使えない。。
※蜂の子使ったレシピはナミテントウに使えるが、ナナホシテントウには使えないそうだ。

いずれの人工飼料も成虫までは育てられるが産卵はしないらしい。
産卵させるためにはアブラムシを食べさせる必要があるそうだ。

2014/12/18追記: 人工飼料の新情報を書いた → 既にあった!ナミテントウの人工飼料

その他、テントウ虫のメモ

wikiによるとナナホシテントウは、
卵は黄色の楕円形で、30個程度をまとめて産みつける。雌個体は散発的に二ヶ月にもわたって産卵を続け、その総数は1600にも達し、時には2600にもなる
とのこと。2000個も卵産むのか!(ナミテントウも同じようなものだろう)
全部、孵化&育成できたら物凄いスピードで増える!
テントウムシは卵や幼虫の共食いが頻繁に行われているらしいので、増えすぎないようになっているんだろう。
テントウムシ増える→アブラムシ減る→テントウムシ共食いする→テントウムシ減る→アブラムシ増える→テントウムシ増える(以下ループ)
うむ。循環している。

テントウムシ コレクション という個人HPに写真が多く乗っていて成長が分かりやすかった。

やはり、テントウムシが卵産めるところまで育つ人工飼料の開発が望まれるな。