2014年10月23日木曜日

2015年は機能性食品、機能性野菜が盛り上がる

2015年の春から国の規制緩和で食品が体に具体的にどのように良いかを示す「機能性表示」を導入するそうだ。
今も「トクホ」の方が有難いし、かなりインパクトはあるだろう。
(モンドセレクションはかなりブーム去ったな。。)

もともと政府の規制改革会議の提言から始まっただけに、制度の最大の狙いは市場の活性化だ。米国の業界団体「自然製品連盟(UNPA)」によると、同様の 制度を20年前に取り入れた米国では過去20年間で毎年7~8%の成長率を記録、市場規模は62億ドルから345億ドルへと約5倍に拡大した。
 こちらの記事には上のようなことも書いてあるし期待できそう。
確かに、理由があれば高いもの買うし、理由が無ければ安いもの買うんだよ。
消費者が商品を手に取る瞬間に、高いものを買う理由を付けられるようになるから、機能性表示は少なからず効果ある。

新しく始まる機能性表示は、農水産物にも適用されるとのことなので機能性野菜が注目されているそうだ。

こちらの記事には次のような事が書いてある。

このうち「三井物産」は、血糖値を整える効果があるとされる「ケルセチン」を多く含んだタマネギを北海道のベンチャー企業と共同で開発し、先月およそ90トンを収穫しました。
価格は一般的なタマネギの4倍ほどしますが、健康志向の強い消費者に需要があるとみて、今後、首都圏や関西などで販売する計画です。
また「伊藤忠商事」も、肌を健康に保つ効果があるとされる「リコピン」を多く含むミニトマトを7月から子会社を通じて販売していて、国の規制緩和を前に大手商社の間で農業分野を強化する動きが今後も続きそうです。
機能性野菜を作るためには大きく2つの方法があるらしい。

  1. 品種改良したものに特別な肥料を与える
  2. 野菜工場内で照明の当て方を工夫し、特別な肥料を与える
肥料だな!野菜に栄養を吸わせれば良いと認識した!!簡単そう(笑)

どんな種類があるのか一部だけだが紹介しているページをみる。( 機能性野菜とは?機能性野菜の効果と種類とは? )
一部を紹介する。
  • がん予防に役立つスルフォラファンが含まれているブロッコリースプラウト
  • クエン酸を多く含みメタボに効果的なソルトリーフ
  • 通常よりリコピンを多く含みガンや生活習慣病を防げるこくみトマト
  • 脂肪の吸収を抑えるケセルチンを多く含んだ玉ねぎDr.ケルシー
ね?結構インパクトあるでしょ?
数百円でガン予防に役立つ、って言われたら高くても売れますわ。
来年春、どんな殺し文句の野菜がスーパーに並ぶか楽しみ。
私は美味しければ安い方取りますけどね。