2020年11月21日土曜日

ダイヤモンドに価値は無いが高く売る方法~デビアス社の作戦

 Netflixで世界の今をダイジェストというシリーズで「ダイヤモンド」の回をみて面白かったのでメモとして残す。

ダイヤモンドの大量発掘が事の発端

19世紀後半に南アフリカでダイヤモンドの鉱脈が見つかるところから話は開始する。1980年に17歳のイギリス人セシル・ローズが派遣され、ロスチャイルド家の支援を受けて1981年にデビアス社を設立。南アフリカで見つかったダイヤモンドが多すぎて値崩れを回避するために流通量を管理する作戦を開始する。

世界のダイヤモンド生産の9割を掌握する規模になったデビアス社だったが、各地で新しいダイヤモンド鉱脈が発見され、20世紀の前半は苦戦する。金生産を行っていたアングロアメリカン社が筆頭株主になり、発掘→流通→販売までを管理できるようになり復活する。現在も世界中でダイヤモンドをPRし生産販売をしている。

現在は、ダイヤモンド生産販売においてデビアス社1強では無くなったが、各社がデビアス社の戦略を模倣したため、ダイヤモンドの価格は下がらずに高いままとなっている。

さて、元々高くなかったダイヤモンドをここまで価値のあるものにしてきたデビアス社が今までに実践してきた作戦をまとめる。

デビアス社の戦略

1. 流通量の管理

大鉱脈の発見でダイヤモンドの値崩れを危惧。そこで、1870年代競合の買収を開始し、20年以内に世界供給の90%を掌握するまでになった。需要に合わせて流通量をコントロールしやすくした。

2. 供給を制限

生産したものを備蓄した。需要が少ないときは備蓄に回すので、流通する量を制限して値段が下がることを防いだ。この結果、ダイヤモンドの寡占状態を維持できた。ダイヤモンドは金属加工に利用できるため、武器、兵器を生産したい国にとっては必要なものであった。

3. 需要喚起

世界恐慌でダイヤが売れない、むしろ売られるという事態になった。売られないように、「ダイヤモンドは永遠の輝き」というPRを実施し、現在でも認知されているほどの大成功を収める。結婚でダイヤの指輪を送るPRも実施し、アメリカでは、1939年に10%が1989年には80%になった。日本では1967年に0%が1987年には70%になった。

4. 成功の基準に結び付ける

人生で成功していると感じるようにPRをした。最初、アメリカでは「給料の2か月でダイヤの指輪をプレゼント」するのが普通とPRし成功する。その次に日本では「給料の3か月でダイヤの指輪をプレゼント」するのが普通とPRし成功する。

5. 価値の決定

消費者が価格に納得できるように価値の基準を提示した。ダイヤモンドでは4つのC。
CUT: カットは深すぎず浅すぎないものが良い
COLOR: 色は無色か鮮やかな色のどちらかが良く、中間は価値が低い
CLARITY: 透明でマントルの混入物が無いものが良い
CARAT: 大きいほうが良い

6. 価格をマーケティングに使う

人は詳しく知らないものに対して「高く売られているものは良いものだ」と認識する習性がある。価格を上げると需要が上がる製品をヴェブレン財と呼ぶ。これをうまく利用し、高く売ることで「欲しい」と思わせることに成功。

ダイヤの資産的価値はどうか

低い。これは明確。買った瞬間に実際の価値は30%以下に落ちる。つまり、株取引所みたいな自由に売り買いができるダイヤモンド指輪取引所があったとしたら、ジュエリーショップで売られている7~9割引きで取引されるべき商品ということ。
結婚指輪で贈るダイヤというイメージがあるが、これは新品で買い求める人が多く、(永遠の輝きにもかかわらず)中古は値段が低めになる。

さらに、人工ダイヤの方が透明で混入物が無く、天然物より品質は高い。それでも、天然ダイヤを一般の人が買い求める。

私が大富豪になったら資産はダイヤでなく金にしようと思った。

2020年7月11日土曜日

美味しいと感じる条件について調べる

どうせ食べるなら美味しいものが食べたいじゃぁないですか。「美味しい」って何で判断しているのか、疑問が湧いたので調べてみた。

基本味(きほんあじ)について
まずは、味の基本から。組み合わせによって作ることができない味を基本味と呼び5つに分類している。
  • 塩味
  • 甘味
  • 旨味
  • 酸味
  • 苦味
美味しいと感じるときには、これらのバランスも影響していることに違いない。


美味しいについて語るページを見る


おいしさを決める5つの要素として次を挙げている。
  1. 生理的欲求 - 空腹や特定の栄養素を体が欲する状態
  2. 食文化との合致 - 普段から食べ慣れているものを好む
  3. 情報 - 高いワインと言われると美味しく感じる等
  4. 薬理学的な材料 - 油、砂糖、だし
  5. 人が集まること - 気の合う仲間と食べると美味しい
確かに、これらは美味しいと感じる重要な要素であると思った。が、一つ気になることがあった。

「素材の味が生きていて美味しい」と感じるものはこの5分類に含まれない(ように思う)。つまり、他の要素もありそうだ。

上の記事で面白いなと感じた味覚の特徴に「油は他の味とまざると美味しく感じられる」というのがあった。油単体では無味にもかかわらず、砂糖と合わせてケーキや、うまみと合わせてラーメンなど劇的に美味しくなる。

人間が「おいしい!」と感じる理由に、「五感の優先順位」が関係」というページでアスパラの例が出ているが、これが素材の味に関係しそうだ。

たとえば、採れたてのアスパラガスはとても甘くて美味しいのですが、2日目、3日目になるに従って、新鮮味がなくなり美味しくなくなります。でも、アスバラガスの成分が変化している訳ではありません。

おかしいですね?たとえば、黄緑色野菜が健康に良いといいますが、「なぜ、良いの?」と聞きますと、「βーカロテンが豊富だから」と答えてきます。でも、βカロテンが数日で分解されるものではありません。化学的には比較的、丈夫な構造で融点も180℃程度です。つまり、アスパラバス(黄緑色野菜の一種とされている)の栄養分は変わらないのに、味は落ちていくのです。

このことが何を示すかというと、味覚は栄養学より敏感だということです。だから、当然ですが自分の体に良いものは鋭く見分けることができます。さらに、台所のゴミの臭いはとてもイヤなものですが、それは「腐敗しているから危険だぞ」ということを味ばかりではなく、臭い(臭覚)でも感じることができるようになっているからです。

嗅覚や触覚(舌ざわり)、味覚で食材や鮮度を感じ、安全な食べ物を美味しいと判断しているようだ。

こちらのPDFでは、美味しさの要素を大きく2つに分類し、それらをさらに分解している。

⓵5基本味(塩味、甘味、旨味、酸味、苦味)
②味以外の要素
・外観、形、色彩
・香り、風味
・食感
・温度

「温度」というのは料理において結構重要に感じる。果物は冷えていると美味しく感じる等、温度で味の感じ方が変わる。また、油が含まれていたら温度によって油の溶け具合も変わり、味の感じ方もかわるだろう。

現時点でのまとめ
美味しいとは次の条件に当てはまるとき。
  1. 生理的欲求 - 空腹や特定の栄養素を体が欲する状態
  2. 食文化との合致 - 普段から食べ慣れているものを好む
  3. 情報 - 高いワインと言われると美味しく感じる等
  4. 薬理学的な材料 - 油、砂糖、だし
  5. 鮮度 - 微妙な食感や匂いの違い
最初に挙げたページとほぼ同じだが、「集まると美味しい」はちょっと意味が違うように感じたので外した。集まることは、「楽しい」であり「美味しい」と関係しない。私的には1人でも美味しいし、複数人で食べているときの方が味に集中できない気がしている。
そのかわり、食材の「鮮度」を入れた。素材が美味しいと感じるのはやはり鮮度が適当だろう。

同じとれたての野菜であっても、美味しいものと美味しくないものがあるが、それらは、素材自体の栄養を感じ取って判断していると思われたので、「生理的欲求」に含まれると考えた。


2020年7月5日日曜日

Ryzen 5 3600を使って自宅PCを新調した

7~8年くらい前からcore i7 2600k で組んだPCで頑張ってきた。Ryzenの評判が良かったので今回はコスパが一番良いといわれているRyzen 5 3600 を軸にPCを組んだ。後で自分のPCが何のパーツ使ってるか確認できて便利なのでメモしておく。

2020年6月下旬に各サイトを見比べて、安そうなところで購入したら、ツクモ、ドスパラ、amazonで買うことになった。

 部品名ブランド or 型番  購入先 価格
 SSD CT1000P1SSD8JP ツクモ 12,980円
 マザーボードASUS TUF B450M-PRO GAMING  ドスパラ 9,880円
 メモリ Crucial CT2K16G4DFD832A
(DDR4 PC4-25600 16GB 2枚組)
 ドスパラ 15,870円
 電源 Seasonic FOCUSシリーズ 550W SSR-550FM amazon 10,309円
 CPU AMD Ryzen 5 3600 with Wraith Stealth cooler amazon 23,880円
 グラフィックボード MSI GeForce GTX 1650 AERO ITX 4G OC amazon 15,170円
 PCケース SHA-S1000-VBK amazon 5,736円 
 SSDヒートシンク GLOTRENDS NVME M.2 2280 Heatsink amazon 399円

上の表に書いた部品の合計は、94,227円。

Windows 10 Homeは、DSP版を買うよりも型落ちしたパッケージ版を買ったほうが安かったので、amazonで「発売日: 2016/10/7」のwindows 10 Home(USB鵜ラッシュドライブ)を11,200円で購入した。インストール後にWindows update繰り返せば、ほぼ最新パッケージのWindowsと変わらないはずなので安いwindowsをチョイス!

(DSP版の方が高くなるような値付けなら、DSP版なんてやめてパッケージを少しでも安くしてくれればいいのに。。)

Windows + PC = 105,427円!
買い物上手!!

さて、今回はSSDにM.2タイプのものを初めて採用してみた。高速らしいが発熱が多いということだったので、おまじない程度に安いSSDヒートシンクを付けた。

今回の組み立て&セットアップで1つだけトラブったとこがあった。(組み立て手順ミスで3度マザーボードをケースに取り付けたのは除く。)それは、Windowsインストールしたあと、何故かインターネット通信がブチブチ切れる現象である。LANケーブルを交換しても同じ現象が出たので、BIOSからマザーボードのファームをアップデートをしたら直った。マザーボードのせいでインターネットがうまくいかなかったらしい。

新しい高性能PCに満足です。このPCでまた数年戦います。最近はAmazon PrimeビデオとNetflixが主な用途ですが(笑)

2019年4月21日日曜日

ワサビが高い理由(ちなみに山口県のわさび生産量は全国16位!)

山口県の特産品って何があるんだろうと見ていたページで次のような記述を発見。
山口県は、全国有数のワサビ生産量を誇っています。なかでも、島根・広島両県に接する岩国市錦町はワサビの本場。中国山地を源とする錦川の清らかな水と、夏でも涼しい気候風土が良質のワサビを育てています。
 by 山口県産品情報

山口に来てから居酒屋でちゃんとしたワサビ出てこなくて、山口では生産していないと勝手に思ってたわ!ごめん!ということで調べました。

わさびの生産量について

わさびの生産量の都道府県ランキング(平成28年)というページを参照にします。



長野県、岩手県、静岡県のトップ3が日本の8割を生産しているそうです。伊豆半島に旅行行ったときに、わさびの生産しているところを訪問したことがあったので、一番わさびを生産しているのは静岡と思ってた。。長野やるじゃん。
11~20位は次の表。


山口県あった!16位!全国に占める生産量の0.3%だけじゃん!よく全国有数の生産量って言ったな(笑)

わさびの種類
わさびは大きく3種類に分類できる。

  1. 沢わさび
  2. 畑わさび(陸わさび)
  3. 西洋わさび(ホースラディッシュ)
沢わさびというのは冷たくきれいな水の中で育てたもの。畑わさびは土の中で育てたもの。西洋わさびはまた別の品種。西洋わさびは練りわさびで利用される事が多く、沢わさびや畑わさびを本わさびと言って違いを表現することもあるそう。



沢わさびと畑わさびを比較すると沢わさびの品質が良いらしい。沢わさびを育成するために年間を通して大量の冷たい水が必要になるから、生産できる地域は限られてくるのはわかる。ただ、日陰が良いとのことなので日本の山なら意外とどこでも作れるのかな?

わさびが高い理由
わさびが安く手に入ればいいのにと思いながら掲示板を見ていたら、まとまっている素晴らしい回答がありました。「本わさびはなぜ高価なのですか?」から要点を引用します。

1)苗が高い。
※添付画像(669円)程ではないですが、良質な苗を農協から買ったら1株およそ300円くらい。他の野菜と比較して、ひとつかふたつ桁が違います。
なるほど。。
2)水ワサビの圃場(ワサビ田)の条件が狭く限られており、かつ圃場へのアクセスが一般に悪い。さらに降雪時期の作業が困難である。
※規模の経済性を追求しにくいうえ機械化が困難、生産性が極めて低いのです。
こういった、野菜は外国の大規模農業に対しては強くて魅力的な印象。
3)栽培期間が長い。
※地元では種から収穫までおよそ3年かかります。
※多くの野菜が3か月で収穫できることを考えると、生産性は12分の1。単純計算では一般的な野菜の12倍で売らないといと採算がとれないことになります。
栽培期間が長いのはあまり関係ないかな。こんにゃくいもだってできるまで3年かかるけど、こんにゃくは安いから(笑)手がかからずに大量に作れれば栽培期間が長くても安くできる。わさびではそれが難しいのだと思う。

4)地球温暖化(気候変動)の影響がある。
※ワサビは冷涼な気候を好みます。平均気温が約1.1度上昇し、栽培適地の標高が約100m上昇しました。
これは意外とやっかいかも。気温変わっても農場は簡単に動かせないから。


わさびの水耕栽培
ワサビを水耕栽培(または植物工場)できれば安定した生産ができるのではないかと思って少し調べてみた。技術的にはできるそうだが、費用対効果がイマイチらしい。

岐阜大学の田中教授がレポートを公開してくださっていたので読んでみた。

「人工光を用いたワサビの室内水耕栽培における環境制御と採算性評価」
http://www.tokusanshubyo.or.jp/tokusan20_20.pdf

このレポートを読むとワサビの水耕栽培の課題は次の2つになりそう。

  • 涼しくするための電気代がかかる
  • 栽培期間が長い

エアコンがなくても十分涼しいと良さそう。山口県の秋芳洞とかどうだろか。涼しくて気温も安定してて、水も沢山あるきがする。観光地だけど(笑)



まとめると、屋外において「安い苗の生産」と「栽培の機械化」が出来たら、大量に安くわさびを生産できるそうです。

美味しいわさびでお刺身食べたいぜ。

2018年12月2日日曜日

手数料が安い国内クラウドファンディングサイトはコレ!最安手数料は4.1%~!

はい、どーも!本日は、手数料の安いクラウドファンディングサイトを比較、紹介したいと思いまーす!

まず、サイト毎に手数料の名前や種類が複数あったりするので注意が必要です。

  • 決済手数料
  • システム手数料
  • サービス利用料
等々。
「決済手数料10%です」と言っているサイトでも、その他にシステム手数料10%がかかる場合、合計手数料を見たときに「高い!!」となってしまうので要注意です。

このページではトータルで発生する手数料についてのランキングにしました。クラウドファンディングサイトは沢山ありますが、手数料の合計が10%以下のサイトだと4つしか見つかりませんでした。

それでは、ランキングの発表です!!

1位:クラウドファンズ(手数料4.1%~)

クラウドファンズ: https://crowd-fans.com/

クラウドファンディング方式:【All or Nothing】【All in】


手数料内訳:
  • 決済手数料:4%
  • システム利用料:0.1%


現在は決済手数料が4%になるキャンペーン中のため、圧倒的な安さです。キャンペーンは2019年3月29日までで、それ以降は通常の決済手数料として、All or Nothing方式で7%、All in 方式で9%になります。



2位:モーションギャラリー(手数料10%)

モーションギャラリー: https://motion-gallery.net
クラウドファンディング方式:【All or Nothing】【All in】


手数料内訳:
    • MotionGalleryの手数料:10%


    同率2位:きびだんご(手数料10%~)

    きびだんご: https://kibidango.com

    クラウドファンディング方式:【All or Nothing】


    手数料内訳:
    • 決済手数料:10% (※楽天ペイ利⽤時は 14%)

    同率2位:宙とぶペンギン(手数料10%)


    宙とぶペンギン: https://flying-penguin.jp/

    クラウドファンディング方式:【All or Nothing】【All in】


    手数料内訳:
      • 宙とぶペンギンの手数料:10%


      まとめ

      クラウドファンディングサイトは沢山ありますが、手数料が10%以下のサイトは殆どありません。手数料だけでサイトを選ぶことは無いと思いますが、「手数料の安いサイトでクラウドファンディングしたい。」と思う方も多いと思います。そういった場合に上記サイトを比較、検討してみてはいかがでしょうか。


      2018年11月19日月曜日

      「ネコ目」やら「イヌ科」やら生物学の分類とは謎だったので調べる

      生物学の分類で「目(もく)」や「科(か)」が使われることは聞いたことがあったが、そもそも、何を根拠に、どのように分類しているか知らなかったので調べてみた。

      生物学の分類について

      ネコの病院のブログ記事で良さそうな情報を見つけた。「イヌはネコ目(モク)!イヌはネコの仲間なのか」という記事に次のように書かれている。

      生物分類の話:生物分類とは生物を進化の歴史によって分類し、体系的にまとめたものです。生物分類を調べることでどの動物と、どの動物が近い種類なのかがわかります。生物分類は新発見があると大きく変わることがあります。
      大きな進化の分岐点で分類しているとのこと。

      ドメイン(分類学)」というWikipediaの項目に次の図があった。


      生物というものは、ドメインで分かれ、ドメインは界で分かれ、・・・最終的に種に分ける。ドメインとはあまり聞かない分類だが、wikipediaには次のように書かれている。

      生物分類学におけるドメイン(英: domainドメイン、羅: regioレギオー)とは、界よりも上の、最も高いランクの階級である。この階級における分類は、基礎的なゲノムの進化の違いを反映して行われる。3ドメイン説においては、真核生物ドメイン、細菌ドメイン、古細菌ドメインの3つのタクソンがこの階級に位置づけられる[1]。日本語では、中国語に由来する「域」あるいはregio/domainを直訳した「領域」と呼ばれることもある。 
      このドメインという分類は、近年提唱されるようになったものであり、以前までは「動物界」「植物界」の2つが分類の最上位にあったそうだ。今回は動物界に着目しているので、次の7分類で良さそう。

      1. 界(かい)
      2. 門(もん)
      3. 網(こう)
      4. 目(もく)
      5. 科(か)
      6. 属(ぞく)
      7. 種(種)
      なお、それぞれの階層で亜〇〇のように「亜」を付けて細分化することがある。

      哺乳類の分類について

      イヌやネコは哺乳類に分類されるが、哺乳類の分類は、動物界→脊索動物門(せきさくどうぶつもん)→哺乳綱(ほにゅうこう)となる。(by wikipedia 哺乳類

      次の樹形図は、「哺乳類の分類」というページに記載があったもののコピーである。



      さらに、食肉目(ネコ目)を細かく見る。


      食肉目(ネコ目)において、ネコ科、イヌ科が分かれた!なんとなく、分類が見えてきた気がする。

      ここで重要なのは、「ネコとイヌの先祖が同じであった」のであって「ネコからイヌが分かれた訳ではない」ということである。今、普通に「ネコ」と読んでいる動物は、ネコ科より下位に分類したものであり、食肉目(ネコ目)に紐づく全ての科を指しているわけではない。


      ちなみに、最初に引用したページに書いてあるが、ネコは肉を食べないと生きていけないそうだが、イヌは雑食なので肉が無くても生きていけるそうだ。一つ雑学。

      2018年11月9日金曜日

      【2018年12月16日更新】クラウドファンディング手数料ランキングベスト10

      2018年12月現在、クラウドファンディングの手数料ランキングです。



      ランキング サイト 手数料
      1位 CrowdFans(クラウドファンズ) 4% (※2019/3/27まで)
      7~9%(通常)
      2位 Kibidango(きびだんご) 10%
      2位 MotionGallery(モーションギャラリー) 10%
      4位 Readyfor(レディーフォー) 12~17%
      5位 Kanatta(カナッタ) 12%
      6位 Makuake(マクアケ) 20%
      6位 A-port(エーポート) 20%
      6位 GREEN FUNDING(グリーンファンディング) 20%
      6位 ShootingStar(シューティングスター) 20%
      6位 COUNTDOWN(カウントダウン) 20%

      2018年5月6日日曜日

      日本より国土の小さいオランダやドイツが農作物の輸出大国の理由

      日本は農作物の輸出が少ないが、日本より国土の狭いヨーロッパの国が農作物の輸出大国になれる理由を調べてみた。

      結果、次の2点が大きな要因なようだ。

      1. 国土の大半が平地
      2. ブランド力

      農作物の輸出ランキング

      平成28年に農林水産省が公開した「農林水産物・食品の輸出の現状」という資料からグラフを引用する。




      第一位がアメリカなのは順当な感じがするが、第二位がオランダが入り、第四位ドイツ、第五位フランスと国土面積が大きくない印象の国が上位に入っている。

      上記資料には、オランダと日本、イタリアと日本を比較した表も乗っていたのでそれが次の物である。





      日本は農地面積の割合が小さいことが分かる。

      平地の割合比較

      JICE 国土技術研究センターが公開している「山が多く森林にめぐまれた国土」というページから、国土を高地部分に色を付けた図を引用する。
      この図を見ると、やはり日本はまとまった平地が確保しにくいというのが分かる。日本で一番まとまった関東平野に比べても、イギリス、ドイツ、フランスははるかに大きい平地を持っている。

      日本の森林面積は約25万平方km(=2500万ha)あります。国土の面積は37万8000平方km(=3780万ha)ですから、国土のおよそ3分の2が森林です。森林のうち約5割が天然林、約4割が人工林、残りが無立木地、竹林などです。
      とのこと。平地に存在する森林もあるだろうが、日本の場合はほぼ山に存在すると考えた。平地が少ないために、日本は平地の人口密度がヨーロッパに比べ異様に高くなっているらしい。

      ここでは関係ないが、森林の4割が人工林っていうのもすごい勢いで木を使ってたんだなと感じる。木が必要→山から伐採→木を植える→育つ→伐採、を繰り返す予定だったはず。今は木材の価格が下がってしまい、人工林自体が負債になっている感すらある。あと、毎年日本人を苦しめる花粉は人工林が原因であり、もはや公害だと思う。

      ここまでのまとめ

      農作物の輸出が盛んなヨーロッパの国々は豊富な平地を持ち、それを農地として活用していることが分かった。また、ヨーロッパの消費者に低コストで届けられるということもあり、農業が発展してきたはず。

      さらに、地理的表示(GI)保護制度を活用し、フランスはワインを、イタリアはチーズを高付加価値なものとして輸出できている。ブランドは一朝一夕で作られるものではなく、やはり歴史的な影響が大きいと感じる。

      日本は何を輸出したら有利か

      再度、「農林水産物・食品の輸出の現状」から引用する。2015年の日本の主要な輸出品目は次のようになっている。


      日本酒、醤油、味噌などは、日本ならではの商品なのでブランド力がありそう。元々、日本は島国であったため排他的経済水域はかなり広く、かつ、漁場としてもすぐれている場所が多く、水産物はもっと輸出産業に育ててほしい。

      何を輸出するのが良さそうかなと考えてみたが、「山」を必要とするモノを輸出出来たら有利に思う。ぱっと思いついたのは炭。以前、「備長炭とかの「炭」について調べる」と記事を書いたが、日本国内ですら備長炭が不足している現状がある。また、今後、発展途上国が経済的に豊かになると、日本人が現在食しているような美味しい料理を食べるようになり、その時に高品質の炭が必要とされるはずである。(私は炭の違いで料理の味がどのくらい違うのか分かりませんがw)

      もはや、公害となっている杉の人工林を、需要のある有用な木に置き換えて輸出品目にできればよいのにと、ぼんやりと思った。

      2018年1月10日水曜日

      ポパーは「議論するときに、自分が絶対に正しいと考えてはいけない」と言っている

      最近、「ポパー哲学」への手引というWebページを知って少し読んでみた。ふむふむ、共感できる部分が多いぞ、と思った。

      ポパーは「議論するときに、自分が絶対に正しいと考えてはいけない」と言っている。


      Webサイトを読んでザックリ認識した部分

      リンク先Webページは長いので、「付録 頭の電気掃除機ポパー哲学 (ポパー哲学入門)」の中で興味深かった部分を要点を箇条書きにする。本文のどの部分を元に要点を出しているかは、この記事の後半にまとめる。

      • 人間は自分からみた物事の捉え方しかできないので、認知した物事は常に「不正確」であると理解すること。
      • 人間は言葉で考える。よって、曖昧な言葉を使えば、思考も曖昧になる。
      • [思考している人]が異なれば[考えられた内容]は別物であり、複数人での共通認識は簡単でない。複数人の[考えられた内容]を近付ける為には客観的な視点が必要。
      • 客観的真理は証明できないのだから、人間が「真理」を主張するのは間違っている。(ただし、数学や論理学などルールに沿った仕組みのものは当てはまらない)
      • 自分の考えが間違っている可能性を常に意識すること。
      • 真理であることの証明は不可能だが、否定ならできる。否定できない物事は真理に”近い”と考えられる。
      • 反証の余地が無い表現は、真理に近付かない。つまり、議論するだけ無駄。
      • 自分の考えが絶対に間違いのないものだとは思ってはいけない。
      これらの点は、Webサイトの筆者と私の視点を通した、ポパーの主張であるので、実際は、ポパーさんの主張でない可能性もある。(ポパーさんの思考プロセスはこういうもののはず)

      これらを考慮して、

      ポパーは「議論するときに、自分が絶対に正しいと考えてはいけない」と言っている

      と判断した。


      ポパー流、真理らしいか嘘かの判断方法

      参考サイトの「〇頭の電気掃除機」の章、「2 真理へのアプローチ(誤りの排除)」の段落に、ポパーの真理の探求方法が書いてある。(ポパーは真理の証明は不可能と言っている。)

      例えば、血液型の鑑定によって、親子関係が存在するかどうかを判定するとします。両親が共にA型で、子供がA型だとしても、その子供が実子であるとは限りません。他のA型の人の子供だということもありうるわけです。つまり、事実をもってしても、実子であるということは断定できないわけです。 
      けれども、両親がA型なのに子供がB型だというならば、実子ではないということが断定できる。つまり、事実をもってすれば否定は確定的にできるのです。 
      要するに、理論を事実とてらし合わせてみて一致したといっても、その理論が正しいということにはならない。しかし、逆に、一致しないから間違いであるということは断定できる。肯定はできないが、否定ならできるというわけです。ですから、実証とか検証による理論の正当化は厳密な意味では不可能であり、誤りを発見し、排除することによって真理に近づくことしかできないとポパーはいうのです。 
      相手の主張に対して、「否定する客観的内容を探す」ことが重要とのこと。なるほど、分かりやすい。



      納得がいかないなら否定してみよう!

      「ポパーは「議論するときに、自分が絶対に正しいと考えてはいけない」と言っている。」が間違っていると思うならば、これを否定する客観的証拠を出せばよい。つまり、ポパーさんが「議論するときに、自分が絶対に正しいと考えるべき」と主張している引用を持って来れば、私の主張を簡単に否定できる。(私は参照サイトしかみていないからどこかで言っているかもしれない)

      もし、否定できない場合は、この主張が真理に”近い”ということである。



      付録:Webサイトのどの部分に着目したかのまとめ

      前半で、興味深かった部分を要点を箇条書きにしたが、それらは参照サイトの本文を自分なりに解釈したものである。それの場所をそれぞれ書いておく。この章は大部分が参照サイトの引用なので、詳しく前後も読みたい場合は、参照サイトを見るとよい。。

      なお、全て「〇頭の電気掃除機」の章である。

      二、認識の方法[認識のサーチライト理論]より。
      何でもなさそうな花という物質についてさえこうなんですから、子どもについての理解とか、相手の考え方を捉えるなどという問題になりますと、捉えられる相手自体がどうのこうのというまえに、捉える側のサーチライトの角度、光源の明るさ、フィルターの色、つまり、自分のもっている関心や尺度や価値観・能力・イマジネーションはどの程度のものかということを考えてみなければならないということになります。そういうものが、認識の内容を左右する重大な要素になっているというわけで、人間は、同じものごとを見聞きしても、自分の器量に応じた捉え方しかできていないのだということをくれぐれも承知していないといけないわけです。
      →人間は自分からみた物事の捉え方しかできないので、認知した物事は常に「不正確」であると理解すること。

      三、言語と思考 より。
      次に大切なことは、人間は頭でものごとを考えるというよりは、むしろ、「言葉で考える」といったほうがよいくらい、人間の思考ということにとって言語が重要な役割を果たしているという事実です。
      意味の曖昧な言葉を使っている限りは、思考内容も必然的に曖昧でしかないということになります。
      →人間は言葉で考える。よって、曖昧な言葉を使えば、思考も曖昧になる。

      四、認識内容・認識する者・認識対象 より。
      [ことがら]と、[思考している人]と、その人によって[考えられた内容]というものは、相互に密接な関係はあるだろうけれども、厳密にいえば別個のものであるということです。 それをポパーは、便宜的に世界1、世界2、世界3、という呼び名で分類し説明しております。 
      ポパーのこの論によれば、相手は[世界2]、議論している内容は[世界3]で、別個のものなのですから、内容そのもの[世界3]が、お互いの共通理解のできる客観的なものになるように、お互いが意識して議論をしなければいけないのだ、ということになります。 
      → [思考している人]が異なれば[考えられた内容]は別物であり、複数人での共通認識は簡単でない。複数人の[考えられた内容]を近付ける為には客観的な視点が必要。

      五、妥当な認識へのアプローチ、1 真理であることの「実証」は不可能である より。
      客観的真理はあるけれども、人間によって認識された内容は、どのような方法によろうとも、間違いのない客観的真理であるという証明はできない。真理であるということを主張してもよいという根拠はどこにもないということを厳密に論証しています。 
      誤解されるといけませんので最初におことわりしておきますが、今お話していることは、数学や論理学には当てはまりません。2+2=4 というのは、左辺と右辺、前提と結論が同じことをいってるんでして、論理学用語では恒真命題(恒に正しい命題という意味です。
      → 客観的真理は証明できないのだから、人間が「真理」を主張するのは間違っている。(ただし、数学や論理学などルールに沿った仕組みのものは当てはまらない)
      このように、事実と合致しているから真理だと確信していたことでも、それと合致しない新しい事実の発見によって覆される可能性は原理的にあるのです。
       →自分の考えが間違っている可能性を常に意識すること。

      2 真理へのアプローチ(誤りの排除) より。
       要するに、理論を事実とてらし合わせてみて一致したといっても、その理論が正しいということにはならない。しかし、逆に、一致しないから間違いであるということは断定できる。肯定はできないが、否定ならできるというわけです。ですから、実証とか検証による理論の正当化は厳密な意味では不可能であり、誤りを発見し、排除することによって真理に近づくことしかできないとポパーはいうのです。 
      → 真理であることの証明は不可能だが、否定ならできる。否定できない物事は真理に”近い”と考えられる。(と、ポパーは言う!)
      ですから、もともと誤りを発見できないような主張の仕方、例えば、「明日の天気は、晴れまたは曇り。所によっては雨。寒冷地では雪になるかもしれません」などというように、たとえどのような事態が起ころうとも当てはまり、言い逃れができるものは、真理にいたる途を閉ざしたものであるということになります。
      → 反証の余地が無い表現は、真理に近付かない。つまり、議論するだけ無駄。

      3 自然科学の方法に関する素朴な誤解とその弊害 より。
      何よりも大切なことは、自分の考えが絶対に間違いのないものだとは思っていません。いずれ、誰かがもっといい理論を考えるだろうとか、自分の理論が当てはまらない部分もあるんだということを、暗黙のうちに了解しているわけです。
      →自分の考えが絶対に間違いのないものだとは思ってはいけない。

      終わり。

      2017年10月1日日曜日

      将来、ビットコインが価値を持つとは思えない

      最近、ビットコインが話題で最高値を更新したり、暴落したりを繰り返している。
      そこで、個人的に「今」思うことを記録しておく。将来、考えが合ってたか間違ってたか確認するために。

      ビットコインがあれば次のようなことが新しく可能になりそう。

      • 個人間で手数料無しに送金できる
      • QRコードを伝えられれば送金可能になるので、インターネットライブ等でもお金をすぐに集められる
      • 誰かに差し押さえられたりはしない
      • 銀行口座を持つことができない人も、ビットコインの振込先を持てるので貧困層にもビジネスの可能性を広げる
      • 世界中で共通の通貨なので旅行時もすぐに支払える
      • 母国通貨の将来が不安なとき待避通貨としてすぐに交換できる
      一方、現金と比較してビットコインのデメリットは次のようなものがある。
      • ビットコインのID(?)を紛失したら二度と復活できない
      • 銀行口座やクレジットカードのように他の誰かが資産の保護をしてくれない
      • システムが処理できる速度に限界があり、世界規模で利用されるとスムーズな決済ができない
      • インターネットが無いと利用できない
      この辺りを勘案して検討した結果、将来、ビットコインが価値を持つとは思えない。一番の理由は「実需」が見込めないからである。
      現在、ビットコインが売り買いされている理由は、将来的な投資であり、ビットコインが必要だから買っているという実需は一切ない。強いて言うなら、中国で自国通貨から外国通貨に交換するための媒体として使っていたかもしれないが、これを実需と呼ぶのは微妙。確かに、ビットコインが世界中で利用されたら個人の自由度は大きくなり、経済活動はよりスムーズになるように見える。しかし、そこに至るまでの道のりが遠すぎる。

      実需とは商活動での利用を想定しているが、商活動で利用できるようになるためには、次のようなステップを踏む必要がありそう。
      1. 世界規模でスピーディーな決済に対応できる
      2. ビットコインを信用する人が増える
      3. ビットコインを使うメリットが現在の通貨を使うメリットを超える
      4. ビットコインの価値が安定する
      1番目は、ブロックチェーンという仕組みのせいでかなり難しいような気がする。設計の内部を知っているわけではないが、記録を全て分散させて残すというイメージから。
      2番目の信用は「通貨」として成立するときに必要な物。一切の組織がビットコインの価値の安定に動かないにも関わらず信用できる通貨になるとは思えない。
      3番目は例えば銀行口座を持つことができない貧困層は、インターネットへの接続も難しいだろうし、ビットコインを使う状況にならないと思う。先進国では電子マネーというものが使われているが、これをビットコインに置き換えるメリットが見当たらない。すぐに動くレートのせいで決済の金額が不明瞭になるだけに思う。また、大きい金額のやり取りをする会社は、積極的に使う理由が見当たらない。
      4番目の安定。今は1週間で30%下落するという国際通貨では許されないような動きになっている。これは、実需が無く投資家が雰囲気で売り買いをしていることに起因する。また、国が発行している通貨は、市場の通貨量を調整して経済活動を正常化するための道具にもなっている。通貨量を管理できないビットコインは値段が安定せず、経済活動に利用しにくいだろう。

      将来になってみないと結果は分からないが、「ビットコインの価値はゼロになる」ほうにベットして10年後に答え合わせしようと思う。(Bloggerが終了していませんように。)