2014年9月20日土曜日

ビニールハウスでのミツバチ利用

野菜や果物をハウス栽培するとき受粉をどうするか?
ミツバチの出番ですよ!

受粉がうまくいかないと実が付かないので、なんとか受粉させる必要がある。
人が手で受粉を手伝う映像テレビで見たことある。
昆虫の少ないハウス栽培では、トマトトーンというホルモン剤を使うことが普通らしい。
これを使うと、実がなると!

さて、トマトトーンが有効な野菜はトマトトーンでいいかもしれませんが、有効でない野菜はどうするか?
ミツバチの出番ですよ!(2回目)

一般的には「花粉交配用ミツバチ」という名称でレンタルや販売されている。

過去にはミツバチが十分に確保できなかった産地があったらしく、農林水産省が受給システムなるものまで用意している。。

このQ&Aを読む感じ花粉交配用ミツバチは主にセイヨウミツバチが利用されているようだ。
セイヨウミツバチの輸入量が急に減ると需要に追いつけなくなる問題があるのか。
ニホンミツバチは使えないのかな?

調べてみたら少し説明ありました。
メロン栽培でニホンミツバチがセイヨウミツバチの代替になるかを調査するための実験らしい。
結果、ビニールハウスではセイヨウミツバチが良いとのこと。

実験結果の数値を引用して以下に表で記載します。


項目 ニホンミツバチ セイヨウミツバチ
着果株数(株) 21 30
着果数(果) 29 72
着果株率(%) 70 100
着果率(%) 32 80

この数字見るとセイヨウミツバチを使うべきに思う。

こちらの方はニホンミツバチをハウス栽培で使えないかテストしているらしい。
内容は
  • ニホンミツバチを使うことも出来る
  • セイヨウミツバチとニホンミツバチの花粉の取り方が違うので有効な作物が違う
みたいな感じ。

簡単に調べた結果としてはセイヨウミツバチの方が向いている場合が多いようだ。