2015年4月18日土曜日

野菜の種について調べる。F1?固定種?

野菜の種がどういう種類があって、どのように生産されているか良く知らない。
それなので、簡単に調べてみる。

LOHAS(ローハス)の実践事例に学ぶ(1) 【在来種について考えよう!!】 では、種の種類を、1.在来種、2.自家採種、3.固定種、4.家宝種、5. F1品種の5つに分類している。
ただ、1234は同じ種を使い続けており、5は掛け合わせるという違い位しかないので、大きく「固定種」と「F1品種」の2種類について深堀りすることにする。


「「固定種」と「F1種」の違い」を参考に特長を引用します。

固定種の種
・何世代にもわたり、絶えず選抜・淘汰され、遺伝的に安定した品種。ある地域の気候・風土に適応した伝統野菜、地方野菜(在来種)を固定したもの。
・生育時期や形、大きさなどがそろわないこともある。
・地域の食材として根付き、個性的で豊かな風味を持つ。
・自家採取できる。
F1種の種
・異なる性質の種を人工的に掛け合わせてつくった雑種の一代目
・F2(F1の種から採取した種)になると、多くの株にF1と異なる性質が現れる。
・生育が旺盛で特定の病気に大病性をつけやすく、大きさも風味も均一。
大量生産・大量輸送・周年供給などを可能にしている。
・自家採取では、同じ性質をもった種が採れない(種の生産や価格を種苗メーカーにゆだねることになる)
大量生産することを考えるとF1が良いらしい。


野口のタネ・野口種苗研究所というHPのF1解説で、小学校だか中学校で習ったメンデルの法則という単語が出てきて感動した(笑)
交配種(F1)野菜とは何だ?【1】
(また見れるようにリンク貼っておこう)
上記ページから、F1品種を理解する上でポイントになりそうな部分を箇条書きにする。

  • メンデルの法則により第一代の子は優性だけが現れる。それ故にF1品種は品質が安定する
  • 離れた遺伝子を組み合わせたものだからF1が強く育つ(雑種強勢)
  • 自分の雌しべと雄しべで受粉しないように工夫して育てている

へぇへぇへぇ。面白い。

F1の意味をwikiで調べる。
F1(first filial generation) = 雑種第一代(ざっしゅだいいちだい)
生物において、ある異なった対立遺伝子ホモで持つ両親の交雑の結果生じた、第一世代目の子孫のこと
雑種第一代の示す形質が両親のいずれよりも優れる場合、この現象を雑種強勢という。逆に劣る場合には雑種弱勢と呼ばれる。 
特に前述の雑種強勢を利用して、より有用な形質を伸ばす方向に品種改良されたものは一代雑種や一代交配種などと呼ばれ、家畜や農作物などの農産物の改良に応用されている
そういえば、家畜の牛でもF1とか単語出てたな。
ようやく理解(笑)