2015年5月7日木曜日

農薬の種類、市場規模とコストなどをザックリと調べる

「農薬」という単語はわかるけど、どんなものがどの位使われてるのか全く知りません。
簡単に調べます。


農業工業会のHPによると、
農林水産省では、殺虫剤、殺菌剤、殺虫殺菌剤、除草剤、殺そ剤、植物成長調整剤、その他の7種類に分類し
とあるので、7種類でいいと思う。
このHPに動画で説明してくれているのがシンプルで良かった。
確かに、雑草で日陰になったり栄養取られたら農作物が育ちにくそうっていうのは、動画だとわかりやすい。

農薬がどの位使われているかも農業工業会のHPから引用します。



平生19年の資料になるが、合計で3800億円の市場規模らしい。
また、多く使われているのは「殺虫剤」「除草剤」「除菌剤」の3つ。

また、他の資料でも市場規模を確認すると、柳葉夕佳さんが作られた「世界的に需要が拡大する農薬関連企業に注目」というページに次のようにある。
2012年の世界農薬市場規模は約472.6億ドル(80円/ドル換算で約3.8兆円)で、需要は増加傾向にある
特に人口増加が著しいアジアや中南米をはじめとした新興国での需要は旺盛で、所得向上により農薬の使用量を増やしていると考えられる
そうですよねぇ。食料の需要が増えているなら農薬の需要も増えていくんですよ。
さらに、この資料に書いてあって興味引かれたのは次の部分。
農薬は少ない労力で安定した収穫を得るために農業に欠かせないものとなっており、日本植物防疫協会の調査では、農薬を使用しない場合の稲・大豆の収穫量は農薬を使用した場合に比べ約▲30%、きゅうり・キャベツは約▲60%、りんごなどの果樹に至っては、収穫量は更に減少する結果が示された。
農薬使わないときゅうり、キャベツ生産出来ないじゃん!
(キャベツ半分以上が虫に食べられるのかな?笑)
なるほど。今、生産している野菜は農薬必要そうだ。


次に、農家のタイプ毎にどの程度のコストになっているかを調べると、またまた農薬工業会のHPに良い資料がありました。(図を次に引用します)
この表を見ると、施設野菜が農薬少なくて、果樹が農薬多いように思える。
施設野菜がお金かかるイメージあるのは、農薬以外ということだろうか?設備とか暖房とか肥料とか?まぁ、今はいいや。

農薬は人、環境にも良くないし、お金もかかるから減らせるなら減らしたほうがいい部分。

ググったら無農薬キャベツもあるぞ!
収穫量-60%でも残った40%を生産している!?訳ないよねw
今度、気が向いたら調べてみよう。