公務員の給料が民間に比べて高すぎると言われてる昨今、どの位差があるのか調べる。
次の4つで年収を比較する。
(年収情報は同一の年で集まらないが大体の傾向はつかめると思う)
- 民間企業の平均年収
- 上場企業の平均年収
- 小中学校教員の平均年収
- 高校教員の平均年収
1.民間企業の平均年収は414万円
年収ラボというサイトのこのページに見やすくまとまってた。
国税庁の「平成25年分 民間給与実態統計調査」も見たが平均年収は414万円だそうだ。
男女別平均では、男性は511万円で前年比+9.3万円(+1.9%)の増加、女性平均は272万円で前年比+3.7万円(+1.4%)の増加となっています。女性はパート職員も多いため少なく出やすいのだと思う。が、それにしても男女差がある。
2. 上場企業の平均年収は604万円
ITmediaに記事があったので引用します。( 上場企業で働く人の平均年収は604万円――最も高い会社は? )
東京商工リサーチは、上場企業で働く人の年収を発表した。それによると、上場企業2316社の平均年収(2014年3月期時点)は、前年比5万8000円増の604万4000円。民間全体に比べて200万円近く増えました。やはり、上場企業は給料が高めの所が多いです。
3. 小中学校教員の平均年収は659万円(年金考慮前は689万円)
小中学校教員は地方公務員に分類されるので、地方公務員の年収を見ることにする。
「地方公務員給与実態調査」でグーグル検索して出てきた総務省の資料をみる。
小中学校教員の平均給与月額は42万円。この他、ボーナスがのるので4.4ヶ月分を足す。(自治体によりボーナスは毎年上下するらしい)
年収=(平均給与月額) x 12ヶ月 + (ボーナス)
この式を計算すれば教員の年収になる。
年収 = 42万円 x (12 + 4.4) = 689万円
上場企業の平均より多いですね。
2016/1/2 更新:年金負担分30万円をざっと引いて支給額は659万円とします。
2016/1/2 更新:年金負担分30万円をざっと引いて支給額は659万円とします。
4. 高校教員の平均年収は691万円(年金考慮前は721万円)
こちらも地方公務員給与実体調査に書いてある。高校教員の平均月額は44万円。
小中学校教員のところで使った式に当てはめて年収を計算すると721万円。
小中学校に比べてやや高くなる。
2016/1/2 更新:年金負担分30万円をざっと引いて支給額は691万円とします。
2016/1/2 更新:年金負担分30万円をざっと引いて支給額は691万円とします。
まとめ
公務員の給料が民間とかけ離れているように思う。教員の平均年収500万円くらいが民間とのバランスいいんじゃない?
No. | グループ | 平均年収 |
---|---|---|
1 | 民間企業 | 414万円 |
2 | 上場企業 | 604万円 |
3 | 小中学校教員 | 659万円 |
4 | 高校教員 | 691万円 |
※正確な数字は分かりませんので概算です。