2015年9月2日水曜日

民間サラリーマンの年収と教員の年収をまとめたよ【更新】

【2016/1/2 更新】企業の給与は支払い総額だが、教員の給与支払いは年金負担分も含まれていそうなので、その分を減らした。(年収800万円くらいだと年金支払いが60万円くらいになりそうなので、30万円を引いて考える。)

公務員の給料が民間に比べて高すぎると言われてる昨今、どの位差があるのか調べる。
次の4つで年収を比較する。
(年収情報は同一の年で集まらないが大体の傾向はつかめると思う)

  1. 民間企業の平均年収
  2. 上場企業の平均年収
  3. 小中学校教員の平均年収
  4. 高校教員の平均年収

1.民間企業の平均年収は414万円

年収ラボというサイトのこのページに見やすくまとまってた。
国税庁の「平成25年分 民間給与実態統計調査」も見たが平均年収は414万円だそうだ。

男女別平均では、男性は511万円で前年比+9.3万円(+1.9%)の増加、女性平均は272万円で前年比+3.7万円(+1.4%)の増加となっています。
女性はパート職員も多いため少なく出やすいのだと思う。が、それにしても男女差がある。


2. 上場企業の平均年収は604万円

ITmediaに記事があったので引用します。( 上場企業で働く人の平均年収は604万円――最も高い会社は? )
東京商工リサーチは、上場企業で働く人の年収を発表した。それによると、上場企業2316社の平均年収(2014年3月期時点)は、前年比5万8000円増の604万4000円。
民間全体に比べて200万円近く増えました。やはり、上場企業は給料が高めの所が多いです。


3. 小中学校教員の平均年収は659万円(年金考慮前は689万円)

小中学校教員は地方公務員に分類されるので、地方公務員の年収を見ることにする。
「地方公務員給与実態調査」でグーグル検索して出てきた総務省の資料をみる。
小中学校教員の平均給与月額は42万円。この他、ボーナスがのるので4.4ヶ月分を足す。(自治体によりボーナスは毎年上下するらしい)

年収=(平均給与月額) x 12ヶ月 + (ボーナス)

この式を計算すれば教員の年収になる。
年収 = 42万円 x (12 + 4.4) = 689万円

上場企業の平均より多いですね。
2016/1/2 更新:年金負担分30万円をざっと引いて支給額は659万円とします。


4. 高校教員の平均年収は691万円(年金考慮前は721万円)

こちらも地方公務員給与実体調査に書いてある。高校教員の平均月額は44万円。
小中学校教員のところで使った式に当てはめて年収を計算すると721万円。

小中学校に比べてやや高くなる。
2016/1/2 更新:年金負担分30万円をざっと引いて支給額は691万円とします。



まとめ

公務員の給料が民間とかけ離れているように思う。教員の平均年収500万円くらいが民間とのバランスいいんじゃない?

No. グループ 平均年収
1 民間企業 414万円
2 上場企業 604万円
3 小中学校教員 659万円
4 高校教員 691万円

※正確な数字は分かりませんので概算です。