前回の「畑のデータを自動収集するサービスのアイデア考えてみる」を実現するためのハードウェアを調べたり調査した。
まず、センサーの値を3Gで送信する方法だけ調べたのだが、3G通信部分がなかなか手ごわかった。。
ドコモ、au、ソフトバンクはM2M(Machine to Machine)用に3G/LTEの通信モジュールを提供している。が、これが法人向けでそもそも使い方が分からないし、基板とかも設計しないといけなそうで現実的ではない。
M2M向けモジュールは、自動販売機、車両等に用いられており、広く利用されていることだけは分かった。(実際のハードウェア、ソフトウェアは謎だが)
テスト用のハードウェアを用意したいのに、個人で3Gを利用するにはどうしたらいいんだ!
そう思いながら調べているとやはり、Arduino(アルデュイーノ)を使う方法が良さそうだった。
3Gシールドなるものも販売されておりsimカードを挿せば使えそう。
ということで、iijmioで月額900円のデータ通信用simを用意し、決死の覚悟で1万円もするArduinoの3Gシールドを購入。
使い方はよくわからなかったが、ATコマンドというものをシリアル通信で通信モジュールに送信すると動作するらしかった。まぁ、取り敢えずやってみるかとやってみたものの動かない。。。(泣きそう)
Arduino unoにAT command Testerが使えるソフト焼いてから、testerで操作してもNetworkの検出でコケる。。
http://m2msupport.net/m2msupport/module-tester/
「これ、俺がハンダ付けで手間取ったから熱で部品壊したんじゃね?」という疑念の元、こいつを買い直すことにした。(ここまで1ヶ月)
新しいハードを買い直そうと思ったら在庫が無くなってて買えない!仕方なく中国から似たような商品を輸入してみたものの、Arduino unoと相性が悪いのかAT command Testerに繋ぐことすらできなかった。ネットに情報少なくて調査も諦めた。。。(号泣)(ここまで2ヶ月)
さすがに、しんどくなって日本の製品を買うことにした。(今日)
タブレインが開発している3GIMなら簡単に使えそう。
ATコマンドもラップしてあってメソッドで通信できるみたいだし、ドキュメントも日本語で充実しているのでなんとかなりそう。
http://tabrain.jp/service3gim.html
スイッチサイエンスで23000円。勇気を振り絞って買いましたよ。
タブレインが「arduinoの方には3G通信シールドをご用意しています」みたいな説明で5万円の商品説明してたから遠慮してたんだけど、こっちの安い商品だけ紹介してくれたら最初から買ったかもしれない。。
2万円分の外国製シールドはごみになりました。まる。