個人で利用するならメガバンク無いしネット銀行が便利なのに、なぜ地方銀行が存続できているのか気になったので調べてみた。
ついでに、信用金庫などの違いも分かっていなかったので一緒に調べた。
個人で利用する場合と、中小企業の法人で利用する場合に主眼を置いている。(網羅しているわけではない)
口座を作ったり融資を受けられる金融機関について
形態によって適用される法律も違う。調べてみた分類をざっと並べる。
参考サイト: 信用金庫と銀行の比較、信用金庫と銀行・信用組合との違い
銀行
民間企業が運営しているものと政府が運営しているものがある。株式会社として設立され、営利目的で運営される。民間企業の銀行は次の3つ(+ゆうちょ)に分類できる。
- メガバンク(都市銀行)
- 地方銀行
- ネット銀行
- ゆうちょ
信用金庫
地域発展の為に、地域の人々が組織を作っている非営利団体。特に組合員だけを対象に活動を行うものを、信用組合と言う。
政府系金融機関(政策金融機関)
ウィキを参照すると次のように書かれている。
政策金融機関(せいさくきんゆうきかん)とは、日本において、政府が経済発展、国民生活の安定などといった一定の政策を実現する目的で、特に法律を制定することにより特殊法人として設立し、出資金のうちの多く(または全額)を政府が出資している金融機関の総称である。政府系金融機関(せいふけいきんゆうきかん)と呼ばれることもある。
代表的な例として、国際協力銀行、日本政策投資銀行、日本政策金融公庫、住宅金融支援機構などがあげられる。
色々あってややこしい。。
個人で口座を作るときに選ぶ基準
利用のしやすさ、手数料の安さ、金利辺りで選べばよろしい。
ローンを組む予定がある人は、それ次第になるが基本的には使い勝手で選ぶなら、
ネット銀行 >= メガバンク・ゆうちょ > 地方銀行 > 信用金庫
になる。日本中のコンビニATMでお金下せて、ATM利用手数料が無料または安くて、送金手数料が安いネット銀行が有利だと思う。
銀行口座があれば、クレジットカードを後から紐付けることもできるだろうし特に困ることはない。
最近の銀行とゆうちょ、ATM手数料を取ろうとしてるのヤダ!ヤメテ!
法人で口座を作るときに選ぶ基準
これが難しい。創業時はそもそも口座すら作らせてくれない。。特にメガバンク。
私が必ず欲しいと感じるものに「オンライン送金」と「クレジットカード(or デビットカード)」発行がある。銀行口座とクレジットカードが紐づいていると、使用した金額が自動で引き落とされて、数字もそのまま残るので、仕事の手間減る。何より、クレジットカード無いと使うことのできないWEBサービスも増えてるし、カード無いと困る。
一見、ネット銀行でよさそうに思えるが、「融資」を考えた瞬間から、急激に地方銀行に魅力が出てくる。(メガバンクは零細企業の創業なんて殆ど相手にしなそうなので今回は考えない。)
それなので、
・地方銀行から融資受ける → 地方銀行
・地方銀行から融資受けない → ネット銀行 or 地方銀行
の分類でよさそう。
※ただし、地方銀行がオンライン送金とクレジットカードを提供してくれる場合に限る
信用金庫とかも、地域密着型で融資してくれやすいらしいので、検討してもよいが、今回はATMの数、支店の数など使い勝手の悪さから検討から外した。
地方銀行とゆうちょの法人口座は、従業員の給与振り込みに適した機能を持っている様なのでそれはそれで使いたいところ。
話変わるけど、労務を便利にする SmartHRっていうサービス便利そう。役所への書類とかオンラインで作成したり、給与明細をメールで通知したりできるらしい。
融資受ける時のメリットデメリット
大きい金額の融資を受ける場合はメガバンクが主な貸主になりうる。逆に小さい金額はメガバンクは貸し出しにくいらしい。
それ以外の、地方銀行、信用金庫が少額の融資は対応することが多いが、借主に信用がないので金利は高くなりやすい。
公庫は低金利で融資をしてくれるが、提出書類が多くなるのと、返済に失敗するとそれ以降は貸してくれなくなるらしい。(返済滞ったら信用失うのはどこでも一緒だろうが。)
そのあたりはこのサイト「 メインバンクはどう選ぶ?金融機関別メリット・デメリット 」でもう少し詳しく書いてある。
何となくわかった気になった。